記事のタイトルに「失敗しない」と入れようかと思ったくらい、この方法でアジサイやバラを挿し木すると高い確率で成功します。
もちろん挿し木をする枝の状態が良くなかったり、そもそも挿し木に向かない品種の場合にはうまく行かないこともあると思いますが、私の経験ではほぼ100%の成功率です。
挿し木をする時期
挿し木をする時期は、花が咲き終わって間もなくが良いと思います。
バラの繰り返し咲きの品種の場合は、春の1番花が終わってからが良いでしょう。
私はたいてい、花を楽しんで花がら(花の終わった後)を摘んだり、軽く剪定する時に、挿し木をすることが多いです(間違って切っちゃったから、なんていう場合もあります)。
特に寒い地域では、遅く挿し木をするとしっかりした根が育つ前に気温が低くなってしまい、失敗することがありますので、あまり遅くならないように気をつけましょう。
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簡単で成功率の高い挿し木方法
挿し木の準備と枝選び
用意するのは、挿し穂の他に、植木鉢と土、バケツとビニールシート(のようなもの)とヒモです。
挿し木する枝(挿し穂)は、元気なものを選びます。
葉は対の2枚か4枚を残します。
アジサイの大きな葉っぱは、半分に切っても良いですが、そのままでも大丈夫です。
もし花や蕾が付いていたら、それはかわいそうですが取ってしまいます。
用意したら植えつけるまで水に挿しておいて、水揚げします(挿し木する枝に水を吸わせます)。
切り口は斜めに、切れ味の良いナイフでスパっと切ります(切り口の細胞をつぶさないように切ると、水揚げが良くなります。普通の切り花を水に挿す時も同じですね)。
挿し木をします
小さな鉢に、挿し木用の土、なければ普通の土を入れて、そっと押さえます(押さえつけて固くしない)。
(写真では一鉢に2本挿していますが、小さな鉢に1本ずつの方が良いです)。
土はなるべく挿し木用のを使ったほうがうまくいきます。
挿し木する本数の穴を割り箸などであけて、そこにそっと挿し穂を差し込んで、周りを押さえます。
植木鉢の底から水が出てくるまで、そっと水やりをします。
バケツに1~2cmくらい水を溜めて、そこに植木鉢を置き、上からビニールシートをかけてひもで縛ります。
大きなゴミ袋で、すっぽりバケツを覆ってしまっても良いです。
ビニールは濃い色ではなく、光を通すものの方が良いと思います。
バケツを直射日光の当たらない涼しいところに置いて、しばし忘れます(気になってしまいますが、根が出たかな、なんて引っ張ってみたりすると、せっかく根が出そうになっているのを傷つけたりするので、忘れるのが一番)。
通常は放っておいても大丈夫ですが、1ヶ月に一度くらいは乾いていないか(水がバケツの底にまだ残っているか)をチェックすると安心です。
根が出てきたら
しばらくすると、こんな風に芽が出てきたり、葉っぱが育って来たりしますが、これは発根した証拠にはなりません(元気な証拠ですけれどね!)。
じっと我慢して、植木鉢の底から根が出てくるのを待ちます(すみません、写真を撮り忘れました)。
根が育ってくると、植木鉢の底の穴から白いきれいな根がはみ出してきます。そうなったら、バケツから出してあげます。
半日陰の風通しの良いところに置いて環境に慣れてもらい、順調なら少し大きな鉢に植え替えます。
この時には挿し木用の土ではなく、普通の園芸用の土を足します。
去年、挿し木をしたアジサイは、まだ小さいながら、もうつぼみが付きました。
挿し木をする時の注意点
先に「私の経験ではほぼ100%の成功率です」と書きましたが、「ほぼ」と付けたのは、発根してから管理が悪かったのか、バラを枯らしてしまったことがあるからです。
発根して植え替えてしばらくしてからなので、挿し木自体は成功だと言って良いと思います。
挿し木をする時にすでに葉っぱが取れてしまっていかにも状態の悪かったバラも、やっぱり失敗しました(成功率を上げるには、こういうのは最初からやらない方が良いですね(汗
3年前には、切り花で買ったバラが気に入ったので、花瓶で楽しんだ後、まだ葉が元気だったのでこの方法で挿し木して成功しました(2本挿して2本とも)。今は庭で咲いています。
挿し木で育った株の花が元の株と少し違う、ということがあります。
植物を育てる面白いところでもありますが・・・
紫陽花の場合は、青いあじさいを挿し木したのにピンクの花が咲いたことがあります。これはたぶん土壌の問題だと思います。
私はバラとアジサイでしか試していませんが、ほとんどの植物で最強の(!)挿し木方法なのではないかと思っています。
*注意:バラはライセンスのあるものが多く、勝手に挿し木で増やして人に譲ったりすると問題になることがあります。気を付けてくださいね。
発根促進剤のようなものを使うと、やりやすくなるかもしれません。
紫陽花の挿し木の仕方と時期!バラでも成功率が高い簡単な方法を解説!まとめ
写真で解説するまでもないような簡単な方法ですが、本当に成功率が高いですよ。
ポイントは:
根が育つまで、土がいつも湿っていること。
ビニールなどで覆って、温室のような状態を保つこと。
日陰に置いて、いじらないこと。
根が出てくるまで我慢すること。
成功率が高いので、たくさん挿し木すると苗木が増えすぎて困ってしまいますので、気をつけてくださいね!
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