飛行機の中で貴重品と荷物はどこに置く?

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海外は日本よりも治安が悪いから貴重品には気を付けるように、とは良く言われることですね。

行き先によっては、飛行時間はかなり長くなりますし、機内で寝ることも多いです。飛行機の中では貴重品をどのように管理すれば良いでしょうか?

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飛行機の中での荷物の置き場所は4ヶ所

飛行機の中で大きな荷物は頭上のキャビネット

飛行機の中で荷物を置ける場所は、4ヶ所あります。

*頭上のキャビネット
*前の人の座席の下
*前の人の座席の背もたれのポケット(自分の目の前)
*自分の身体の上(身に付ける)

盗難を考えた時に、危ないのはこの順番ですね。下に行くほど安全になります。

飛行機の中で荷物をどこに置くかは大きさと必要頻度で決める

飛行機に乗る時に持っていた方が良いもの(こちらを参考にどうぞ)を入れたバッグは、それなりの大きさになると思うので、頭上のキャビネットに入れるのが普通でしょう。小さめなら、前の座席の下が自分の目が届くので安心できます。何かが必要な時に、取り出しやすいですしね。

頭上のキャビネットに入れる場合には、飛行機に乗っている間に使うものが入っていないか確かめましょう。

キャビネットを開けるのは(特に背があまり高くない場合には)結構大変です。自分の真上のキャビネットを使えればまだ良いですが、そうとは限りません。

飛行機に乗っている間に必要になりそうなものは、前の人の座席の下か目の前のポケットに入れるようにしましょう。

特に使う頻度の高そうなもの、ハンドクリームとか保湿クリーム、ティッシュペーパーなどは、目の前のポケットにあるとすぐに取り出せて便利です。ただこのポケットは小さいので、あまりたくさんは入れられません。

飛行機の中で貴重品はどう管理するか

海外に行く時の貴重品と言えば、まずはパスポート、それからクレジットカードや現金類、飛行機やホテルなどのチケット、予約確認書類などでしょう。

どれも大きなものではありませんね。

お勧めはやはり「常時身に付けていること」です。機内で寝ないのであれば、目の届くポケットに入れておいても良いと思いますが、席を立つ時には必ず持って行きましょう。

私はたいてい貴重品はポシェットに入れて、いつもたすき掛けしています。寝る時もそのまま、上に毛布をかけて座席ベルトを締めれば、ポシェットは見えないし盗られることもありません。

海外に行くのに、腰に巻くタイプや首から下げるタイプの貴重品入れを持っている人も多いと思います。これが一番安全な持ち方ですからね。ただ飛行機に乗る前の保安審査(セキュリティーチェック)では手荷物検査にするのに、身体から離さないといけないですし、出国審査ではパスポートを出さないといけません。

到着地でも同じです。入国審査でパスポートが服の下の取り出しにくいところに入っていると、大汗をかくことになるかもしれません。

その辺を考えた上で、飛行機の中でも持ち方を考えたら良いのではないかと思います。

*2024年1月にあった飛行機事故の時、ニュースで繰り返し聞いたのは「飛行機から脱出するときには何も手荷物は持たなかった」ということです。これが早く全員が脱出できたカギになったということですね。

これは保安上、手荷物があると脱出に時間がかかり、手荷物が脱出シューターに傷をつける可能性があるためです。緊急脱出をする場合に貴重品を持ち出したいと思うのが人情ですが、そんな場合ではないということです。ただそれでも緊急事態はいつどこで起こるのかわかりませんから(海外という場合もありますね)、せめてパスポートは持っていたいと思ってしまいます。

上に書いた腰に巻きつけていたり首から下げるタイプだと服の下になるので、持ち出し制限の対象にはなりません。また、パスポート(と緊急の場合でもどうしても持ち出したいもの)は服のポケットに入れておくというのも良いと思います。飛行機の中は気温が低いこともあるので、羽織れるものを持ち込む方も多いのではないでしょうか。これに大きめのポケットが付いていれば、パスポートくらいは余裕で入ります。もちろんポケットにはファスナーがついているものを選びましょう。これで防犯対策、緊急脱出時ともにばっちりということになります。

ちょっと調べてみたのですが、こんな物が見つかりました。ジャケット自体小さくなるので、飛行機を降りてからも荷物になりません。

飛行機から降りる時の貴重品の管理

飛行機の中で盗難に遭うことは、あまり多くないと思います。何しろ密室なので、もし何かが紛失したとしたら、機内の誰かの仕業だということになりますから、泥棒さんも活躍しにくいでしょう。

危ないのは、降りる時です。

飛行機から降りる時に何となく焦ってしまって、自分の周りをよく確認しなかったりするんですね。

座席のポケットに入れておいた何かが消えてしまった、なんていうことも。降りる時には注意力が散漫になっていて、自分が置き忘れたのか、誰かが持って行ってしまったのか定かでなかったりということもあります。

飛行機に何かを忘れた場合(それが貴重品であればなおさら)、出てこないことが多いようです。

飛行機を降りる準備は落ち着いて、忘れ物のないように、ゆっくりと!

降りる準備をする時に、その空港で入国審査がある場合なら、パスポートなどを出す準備もきちんとしておいたほうが良いですね。特に上にも書きましたが、身体にぴったりベルトなどで付けている場合には、特に気を付けた方が良いと思います。

とにかく焦りが禁物です。落とし物も忘れ物も盗難も、焦っていると起きやすいですね。

飛行機から降りる順番は決まっているわけではありません。大抵前の席の人から降りて行きますが、自分の準備がまだちゃんとできていないなら、後ろの人に先に降りてもらっても全然問題ないわけです。

落ち着いて、きちんと自分の周りを見回して、忘れ物がないか、入国審査などの際に問題がないかなど、確かめてから落ち着いて降りるようにしましょう(しつこく言うのは、私も焦って降りて、パスポートをどこに入れたっけなんて焦ったことがあるからです)。

まとめ

貴重品の持ち方の基本は、「身に付けておく」ということです。

でも海外旅行の場合には飛行機を降りてからパスポートが必要になります。国内線でも乗り換えの場合には、次の航空券やEチケットのデータの入ったスマホなどが必要になりますね。

その時に困った状況にならないように、貴重品の持ち方は事前にちゃんと考えて準備して、慌てないようにしたいものですね。

楽しい海外旅行を!

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