格安航空会社なども増えて、ますます海外が身近になってきましたね。
ちょっと長い週末などに、気軽に海外旅行という人も多いと思います。
いろいろな国を自分の目で見てみたい、体験したいということで、行き先を旅行ごとに変えたりして、困ってしまうのが持ち帰った海外通貨です。
少しだけなら記念に取っておいても良いかもしれませんが、同じ紙幣やコインを複数持っていても邪魔なだけだったりします。
持ち帰った海外通貨、どうしますか？
海外通貨を円に両替できるのは基本的に紙幣だけ
大きな額の海外通貨を持ち帰ったのなら、やっぱり両替所や大きな銀行で円に戻すのが一番です。
お金は両替するたびに減って行きますから（レートと手数料とで）、もしまた同じ通貨を使う機会がありそうなら、そのまま持っていた方が得かもしれません。
レートは刻々と変わっていくので、持っていたら価値が110％になったとか、逆に価値がだだ下がり、なんていうリスクもありますけれど。
それと訪問国の通貨が日本で円に替えられるかどうかは、ちゃんと確かめておいた方が良いです。もちろんUSドルとかユーロなら大丈夫ですが、小さな国のあまり流通していない通貨の場合、日本では両替できないこともあります。
空港の両替所
両替をするなら、空港の両替所が一番です。
ドルやユーロなら、大都市の大きな銀行の大きな店舗なら扱っていることも多いですが、扱っていないところもたくさんあります。ドルやユーロ以外なら、まず扱っていないと思った方が良いと思います。
でも、上にも書いたように空港の両替所ですべての通貨を扱っているかと言うと、そうではないので気を付けたいです（空港で扱っていないなら、空港の外の銀行などで扱っていることはまずないです）。
成田空港の両替所情報はこちら
関西空港の両替所情報はこちら
中部国際空港の両替所情報はこちら
自動外貨両替機
両替するのって、紙に金額を記入させられたり案外面倒です。
今の時代、両替だって名前を書けだの面倒なことを言わずに機械がしてくれちゃうんですね。
この両替機は（昔の公衆電話みたいな緑色）、2018年6月時点で全国に30か所ということでしたが、その後もどんどん設置場所が増えて行っているようです。
国際空港にはもちろんありますし、大きな駅や外人の多そうな繁華街、大きなスーパーや大学のキャンパス・・・などに設置してあります。
お金を入れるだけの簡単操作ですが、両替できるのは電子マネーやギフトコードですので注意してくださいね。対応通貨は現在10通貨のみです。
余った海外通貨がちょっとだけだったら寄付しちゃう！
両替所で両替できるのは紙幣だけ、ということが多いです。
紙幣だとしても、ほんのちょっとだけ残っただけだと、両替するのが面倒ということがありますね。
特に貨幣価値が高くない国の通貨だと、結局両替しても300円かあ、みたいなこともあります。両替する手間をかける価値がある？みたいに思ってしまうことも。
通貨によっては、日本に持ち帰ってみたものの両替できない、ということもあります。
でも、お金はお金。そのまま眠らせてしまうのはもったいないです。
ほんのちょっとした額でも、誰かを助ける役に立つかも、ですよね。
海外から持ち帰ったお金は「ユニセフ」に寄付、というのが私的にはお気に入りの方法です。
ユニセフの募金箱は、紙幣も硬貨も、どこの国の通貨でも、OKです。何の手続きもいらないし、ユニセフの募金箱にただ入れるだけです。
このユニセフの募金は、国際空港以外でもできるのは意外に知られていないかもしれません。
旅行の疲れで両替どころじゃなく帰ってきちゃった、なんていう場合にも募金できるんです。
ユニセフ募金の仕方
＊国際空港
ユニセフ外貨募金箱が置いてある空港：
成田、羽田、関西、中部、福岡、千歳、仙台、広島
税関検査場（預け荷物を受け取るホール）に、ユニセフの募金箱が置いてあります。
空色のユニセフマークが目印です。
＊空港以外で募金箱が置いてある場所
三井住友銀行
JTBグループ
日本航空
毎日新聞
全部の支店・支局で取り扱っているわけではないようですので、確認してくださいね。
＊郵送する
日本ユニセフ協会まで直接送ってしまうこともできます。送料は、こちら持ちです。
送り先：
〒108-8607 東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
（公財）日本ユニセフ協会 外国コイン募金係
＊機内で募金
旅行を終えて日本への飛行機の中で、航空会社を通して募金ができます。旅行先を発ってしまえばもう現金はいらないですからね。
備え付けの封筒にお金を入れて、客室乗務員に渡すだけです。私はものすごく丁寧にお礼を言われたことがあって、恐縮してしまいました。
ただし扱っているのは、日本航空だけです。
募金に付いて ユニセフのサイト
まとめ
持ち帰った外貨をどうするかは、金額にもよるかもしれません。
面倒に感じる両替ですが、最近は新しいサービスも出て来て便利になりました。
流通量の多いユーロなどの外貨をたくさん持ち帰った場合には、空港の両替所を利用するのが一番ですね。
小さい金額で両替するのも面倒と思った時には、両替機ポケットチェンジを利用するか、ユニセフへの募金も思い出してみてくださいね。
コメント