ドイツのクリスマスマーケットは暗い冬を照らす明るい光!

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ドイツのクリスマスと言えば、有名なのはクリスマスマーケットです。ドイツ語で「Weihnachtsmarkt」(ヴァイナハツマルクト)です。

ドイツの町ではどこでも、大なり小なり、クリスマスの前になるとクリスマス市が立ちます。

北国ドイツでは、冬は日が短く寒く、お天気が悪いことが多いのです。その暗いドイツを、クリスマスまでの約ひと月、明るく照らしてくれるのが、クリスマスマーケットです。

*2020年は新コロナのため、ほとんどのクリスマスマーケットは中止になってしまいました(泣)。

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ドイツのクリスマスマーケットはいつから?名物は?

有名なドイツのクリスマスマーケットですが、現在のようなクリスマスの飾りや芸術品、食べ物などが売られるようになったのは19世紀に入ってからのことだそうです。

ドイツのクリスマスマーケットの期間は、場所によって多少違うのですが、大抵は11月末からクリスマスイブまでです。クリスマスイブは、お昼くらいから片付けが始まってしまうことが多いです。

クリスマスイブからクリスマスにかけては、公共交通機関(遠距離を省く)もストップしてしまいます。レストランも大抵閉まってしまいます。それくらいクリスマスはドイツ人にとっては、大切な日なのですね。

11月の末になると、街中にある広場(市庁舎の前など、ドイツには広場がたくさんあります)を中心として、繁華街の道路に沿って、小さなかわいい小屋が立ち並びます。

クリスマスマーケットではいろいろなものが売っていますが、見ていて楽しいのはクリスマスの飾りです。木で作ったぬくもりのあるもの、キラキラ光るもの、いろいろな種類のスノーボール、蜂のろうで作ったキャンドル。。。

ドイツのクリスマスマーケット 蜜蝋で作ったろうそく

飲み物や食べ物の小屋もたくさん出ます。

代表的なのが暖かいワイン、グリューワインです。大抵は赤ワインですが、温めてハーブや果物を加えたもので、甘くておいしいです(もっともお酒が好きな人には、甘すぎるらしいですが)。

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お店によっていろいろな形のカップがあって、町の名前や年号が入っているものが多く、持って帰る人がたくさんいます。グリューワインを買う時に、カップ代込の料金を払って、もし持って帰りたければそのまま持って帰れば良いし、もしいらなくてお店に返した場合はカップ代を返してくれます。

寒い中で飲むグリューワインは、それはおいしいものです。身体がぽかぽかになります。

食べ物としては、もちろんソーセージ(どこでもいつでもお祭りには付き物)、肉を焼いたもの、ラクレット(とかしたチーズをパンに載せたもの)、マッシュルームを炒めてソースをからめたもの、チーズの揚げ物、などなど。。。。。

クリスマスマーケットは独特の雰囲気があって、何も買わなくても見ているだけで楽しいのですが、グリューワインだけは飲まなくちゃね(アルコールフリーもあります)。

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ドイツのクリスマスマーケットで有名なニュールンベルグ

ドイツの3大クリスマスマーケットと呼ばれているのは、ニュールンベルグとドレスデンとシュトゥットガルトです。他にもステキなクリスマスマーケットは各地にあるのですが、挙げればきりがないというところですね。

その中でも、一番有名なのはやはりニュールンベルグでしょう。

ここのクリスマスマーケットは「Weihnachtsmarkt」とは呼ばず、「Christkindlesmarkt 」と呼ばれます。Christkindというのは、「クリスマスツリーはいつからいつまで飾る?クリスマスが終わったら?」で触れていますが、クリスマスにプレゼントを持ってきてくれる天使です。

Nürnberger Christkindlesmarkt

今年のニュールンベルグのChristkindlesmarktは、11月27日から、の筈だったのですが。。。

2020年は新コロナのために中止になってしまいました。

ドイツのクリスマスマーケットで注意すること

クリスマスマーケットは、やはり少し暗くなってから行くのが良いですね。昼間から開いていますが、雰囲気を味わうならやはり夜です。もっともドイツの冬は暗くなるのがとっても早いので普通の観光は時間が短くて困ってしまうことがありますが、クリスマスマーケットに行くにはOKですね。

そしてもちろんマーケットが混むのも夜になってからです。特に週末は人でいっぱいになります。人気のグリューワインのお店の前は通りぬけ出来ない、なんていうこともあります。

ここで気を付けなければいけないのは貴重品です。マーケットに行く時の荷物は最小限にして、身体にぴったり付けておきます。ポシェットならたすき掛けして、ポシェット部分が後ろに回らないようにして、できればポシェットはいつも手で押さえておくようにした方が良いと思います。お店で何かを見ている時など、注意が貴重品から逸れてしまうので気を付けましょう。リュックサックに貴重品を入れておくのは、もちろんNGです。

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クリスマスマーケットでは、現金しか使えないことがほとんどです。カードは使えないと思ったほうが良いと思います。買い物もそうですが、公共交通機関の移動の時の運賃や、トイレのチップなど、ある程度小銭を持っていた方が便利です。大きい額の紙幣は持たない方が良いですね。大きな額の紙幣は、お店で受け付けないところもあると思います。

ドイツは冬はお天気が悪いことが多く、冷え込みます。冷え込まないとグリューワインがおいしくないので良いのですが、暖かくして行きましょう。マーケットは基本的に外で、テントが張ってあるところもありますが、雨や雪は防げても寒いです。足元も暖かくして行きましょう。歩き回ることになるので、歩きやすい暖かい靴を持って行ってくださいね。帽子と手袋は必携です。

たいていのドイツのクリスマスマーケットは12月24日の早い時間に閉まります。お店やレストランなども閉まってしまうところが多いです。地下鉄や路面電車、バスなどの交通機関も動かないところがあります。そして25,26日も祝日で普通のお店は開いていませんので、気を付けましょう。ホテルなどで事前に情報を収集しておくと安心ですね。

2020年のドイツでクリスマスマーケットの気分を味わうには!

いざ!ドイツのクリスマスマーケットへ!と言いたいところですが、先に書いたように新コロナの感染拡大のため、2020年のクリスマスマーケットはほとんどがキャンセルされてしまいました。

まあ、仕方がないこととは言え、クリスマスまでの暗い時期をどうして過ごせっていうの?と言いたくなってしまいます。

いつもの年のように広場などで行われるクリスマスマーケットはないけれど、2020年11月の2回目の(ゆるい)ロックダウンではお店が開いているので、屋内でクリスマス前のにぎやかな気分を味わうことができます。

公共の広場や道路、駅などではいつもの年のようにクリスマスの飾り付けをしているようです。

2020年ドイツのクリスマスの飾り 駅
これは駅で見かけたクリスマスツリー

大きなデパートや園芸店、ホームセンターなどにはたいていクリスマスの飾りやプレゼントのヒントになるようなものを売るコーナーができています。

2020年はいつもの年より2週間ほど早く、クリスマスグッズが売り出されています。

私もホームセンターに行ってきましたが、平年よりも広く場所を使ってクリスマスマーケットができていました。

グリューワインも飲めないしソーセージも食べられないですが、それでもやはりクリスマスマーケットは心躍るものですね。

まとめ

ドイツの暗い冬。でもそれだけに、クリスマスに時期はとても美しく楽しいものです。

是非本場のクリスマスマーケットに行って、楽しんみてほしいです。

言葉がなかなか通じなくて苦労した、なんていうのも旅の楽しい思い出になりますね。

来年2021年は、いつもの通りのクリスマスが迎えられますように!

クリスマスマーケットが楽しめますように!

あ、もしかしたら日本国内のクリスマスマーケットは大丈夫かもしれませんね。それなりに雰囲気は味わえるのではないかと思いますよ。

デュッセルドルフのクリスマスマーケットに行って来たので詳しい情報を書いています!

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