ドイツのクリスマスってロマンチックなイメージだけど実際には?

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ドイツではクリスマスは、とってもとっても大切。

もちろん宗教的な意味もあるのですが・・・

ドイツの冬は暗い!

夏は早く夜が明けて22時くらいまで明るくて、一日が長いのですが・・・

冬はその逆。暗い!

起きる時間は真っ暗、夕方も午後3時くらいになると薄暗くなります。

その上基本的に冬はお天気の悪い日が多いので、よけい暗い!

その暗い時期を、明るくしてくれるのがクリスマスです。

クリスマス前の飾りつけ、電飾、クリスマスマーケットが

そしてクリスマスが近づいてくるというワクワク感が

この暗い時期を乗り切るのに必要不可欠。

というわけで、ドイツのクリスマスについて、現地から報告します!

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ドイツでクリスマスってどうやって過ごす?

ドイツのクリスマスは家族で集まる日

ドイツでクリスマスは「Weihnachten」、言わずと知れたキリストさまの誕生日です。

ドイツ人はほぼプロテスタントとカトリックなので、クリスマスイブ(Heiligen Abend)は12月24日でクリスマス(Weihnachten)は12月25日です。

ちなみに12月26日もクリスマスの2日目(Zweite Weihnachtsfeiertag)で、ドイツでは祝日になります。

ドイツのクリスマスは、日本のお正月みたいな感じですね。家族が集結!

日本のようにロマンチックに恋人と過ごす日、ということはありません。

久々に家族と会うので、争い事が多い日とも言われていて、救急車の出動数が多くなるのだとか・・・

大切なクリスマスイブ

クリスマスの祝日(休日)は25日と26日ですが、24日のクリスマスイブはとっても大切な日です。

この夜は家族で過ごしクリスマスを祝うので、近距離の電車や地下鉄、バスなどは夕方から運休します。これだけでもどんなに大切な日なのか、わかります。一年のうちで公共交通機関が止まるのは、この日の夜だけです。

24日が休日でないのがちょっと不思議な気もしますが、大抵のオフィスはお休みになります。

商店は閉めてしまうところもあれば、お昼や午後2時までで閉めてしまうところが多いです。

この夜開いているレストランは、アジア系やイスラム系などキリスト教ではない国々の方が経営しているところだけです。

熱心なキリスト教信者は、クリスマスイブからクリスマス当日に続くミサに参加するために教会に行くんでしょうけれど、最近では行く人は少なそうです(地域によりますけれどね)。

祝日は25,26日だけですが、お正月まで続けて休暇を取る人がたくさんいます。ただしお正月は元日だけで、2日からは普通の日。12月24日から1月1日まで休むと、9連休になりますね。

クリスマスプレゼント

クリスマスにはたいてい家族で集まるので、その時にプレゼントの交換をします。

集まる家族全員にプレゼントを用意するということですね。

平均何人くらいが集まるかは知りませんが、一緒に暮らしている家族ということではありません。

祖父母、両親、兄弟、兄弟の家族と考えると、
祖父母 2人
両親 2人
兄弟がひとりだとして結婚して2人子供がいるとしたら 4人

そこに自分の家族、結婚していて子供がいて、たとえば4人家族だとします。

合計は12人ですね。

もちろん家族の形態はいろいろなので、これより少なかったり多かったりするわけですが。

もし自分が結婚しているとすれば、イブかクリスマス当日に自分の家族とパートナーの家族の両方を訪ねることになります。

自分の家族関係で12人だとしても、パートナーの家族でまたさらに12人、かもしれません。

というわけで、ひとりが買うクリスマスプレゼントは、それはそれは結構な数になるわけなんです。

クリスマス前の街はプレゼントを買う人でごった返し、クリスマスが近付くに連れてちょっと殺気立ってきます。まあこれも風物詩と言えるのかもしれませんが。

クリスマスの後は店舗も心得たもので、もらったプレゼントが趣味じゃなかったりした場合の交換などを積極的にしてくれます。

ドイツのクリスマスマーケット

日本でも最近はクリスマスマーケットが立つところもあるようですね。

「本場ドイツのクリスマスマーケットが日本に出現!」なんていうコピーもあるように、ドイツはクリスマスマーケットの本場。

たくさんの街で、たくさんのクリスマスマーケットが開かれます。

もちろん有名なクリスマスマーケットは規模が大きく、大きなクリスマスツリーが立てられたりして見ごたえがありますが、小さな町の小さなクリスマスマーケットもかわいらしく、あたたかい感じがして良いものです。

ドイツのクリスマスマーケットについてはこちらに詳しく書いているので、興味があったら読んでみてください。

私の住んでいる近くのデュッセルドルフのクリスマスマーケットも有名で、週末にはオランダなど外国からも大型バスでたくさんの人が来て賑わいます。

*これを書いている2020年は、新型コロナの影響でほとんどのクリスマスマーケットが中止になってしまいました。

ドイツのクリスマスの飾りつけ

ドイツのクリスマスツリー

クリスマスの飾りと言ったら、もちろんクリスマスツリーです。

クリスマスツリーは、生の木を使うのがお勧め。

生の木って良いにおいがするんですよね~。

クリスマスツリーのモミの木は、街角にモミの木やさんが開店するので、そこで買う人が多いです。

木は鉢植えではなく切ってあるものなので、あまり早く飾り始めるとクリスマスの頃には葉っぱがカラカラになって落ちてきてしまいます。

本物のモミの木には本物のろうそくが似合います。電飾を使う人もいますが、本物のろうそくを使う人も多いです。やっぱり揺らめくろうそくの灯りというのは雰囲気があるしロマンチックですからね。

ドイツのアドベントクランツ(クリスマスキャンドル)

ドイツではクリスマスのずっと前から、いろいろなことをして楽しみに待ちます。

そのひとつがアドベントクランツと呼ばれる、ろうそくを4本使った飾りです。

クリスマス前に約1ヶ月あるアドベントの時期を、ろうそくを1本ずつともしながら過ごすのです。

アドベントの日曜日はクリスマス前に4回あるので、第1アドベントに1本のろうそく、第2アドベントに最初のろうそくと2本目のろうそく、という風にともして行って、クリスマス直前の日曜日には4本のろうそくを灯します。

4本のろうそくに火がともったら、クリスマスはもうすぐそこ!

簡単なアドベントクランツの作り方はこちら

ドイツのアドベントカレンダー

1日1日クリスマスに近づいて行くのを楽しむカレンダーです。

たいていは薄い箱型のカレンダーに24ヶの窓が作ってあって、チョコレートが隠してあるという作りです。

12月1日から毎日1つずつ日付の窓を開けて行って、24日まで続けます。全部の窓が開いたらクリスマス!

くわしいことはこちら

アドベントカレンダーにはいろいろなものがあります。

簡単な手作りアドベントカレンダーの作り方を紹介しています。

アドベントカレンダーの作り方1
アドベントカレンダーの作り方2

手作りのアドベントカレンダーも楽しいものですよ。

聖ニコラウスの日

クリスマスの前、12月6日は「聖ニコラウスの日」です。

ちょっとややこしいのですが、この聖ニコラウスがサンタクロースなんですよね。

サンタクロースって、サンタ(聖)クラウス(ニコラウス)ですから。

聖ニコラウスは12月6日にプレゼントを持って来てくれるので、ドイツではクリスマスにプレゼントを持って来てくれるのは「Christkind」でサンタクロースではないんです。

良い子にしていないとサンタクロースがプレゼントをくれないよ、なんていうことを言いますが、これはこの聖ニコラウスの話しから来ているし、靴下にプレゼントを入れてくれるのもそうなんですね。

12月6日には、職場などでも聖ニコラウスのチョコレートを配ったり、お世話になっている人(お掃除をしてくれる人とか配達をしてくれる人とか)にあげたりしているのを良く見ます。なので聖ニコラウスの形のちいさなチョコレートは、お店でたくさん見かけます。

この日にプレゼントをもらうのはたいてい子供だけで、チョコレートやお菓子などの小さなものが多いです。大きなプレゼントはクリスマスにもらうので、やっぱりクリスマスが本番、て感じですね。

ドイツのクリスマスのお菓子

ドイツのクリスマスケーキ シュト―レン

クリスマスケーキと呼ぶには、ちょっと地味目。

ケーキと言うよりドライフルーツ入りのパンみたいな感じです。

日持ちがするので、家庭によっては数個作って年を越しても食べ続けたりしているようです。

クリスマスの飾りが売られ始める10月末には、シュトーレンも売られ始めます。

クリスマスケーキと言っても、クリスマスだけに食べるものではないのですね。

イーストで発酵させて作るので、けっこう面倒。おいしいものが買えるので、買った方が良いかなと思いますが、日本だとなかなか手に入らないので、自分で作ってみるのも良いかもしれません。時間がかかるだけで、難しくはありません。

シュトーレンの作り方はこちらをどうぞ!

ドイツのクリスマスのクッキー

クリスマスのお菓子が店頭に並び始めると、絶対売っているクッキーが「Spekulatius」。

ドイツ人の友達は、11月から何度も自分でこのクッキーを焼くと言っていました。クリスマスを待ちながら、ポリポリ食べちゃうクッキーです。

私の好きなクッキーは、バニラキッフェルです。サクサクほろほろの生地と、まぶした粉砂糖がおいしいクッキーです。

これは簡単なので、自分で作ってみてくださいね。作り方はこちら

クリスマスの匂い(!)のする丸いクッキーは、レプクーヘン。

クリスマスの典型的な香辛料(アニス、シナモンなど)がかなり効いているお菓子です。この匂いを嗅ぐと「あ~、クリスマス~」と思います。

ウェハースのような丸い生地の上に平べったく焼いたクッキーです。

ドイツのクリスマス

クリスマスはとても大切なものだし、クリスマス前の準備や楽しみもたくさんあります。

これを書いている2020年は、新コロナウィルス禍のために、その楽しみもいつもと違った形を取らざるを得ません。

それでもクリスマスの飾りつけやアドベントの楽しみは、家族で楽しめるものもあるので、できる限り明るく過ごしたいですね。

どうかみなさん健康に気を付けて!

来年のクリスマスはいつも通り楽しく迎えられることを願っています。

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