ドイツの病院食を写真付きでご紹介

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もう何年か前になりますが、ヘルペスで緊急入院したことがあります。

1週間ちょっとの入院でしたが、その時の食事が面白かったというか、ちょっとつらかったと言うか・・・

ちょっとしたカルチャーショックかも・・・

ヘルペスなので食事制限などはなく、ごく一般的な病院の食事だったと思います。

ドイツでは一般的に南の方が食事は良いと言いますが、私の入院したのはドイツの真ん中あたりの西の方、NRW州の病院です。

ちなみに私の健康保険はプライベートではない公的医療保険です。

ここでは詳しく書きませんが、プライベートの健康保険は簡単に言えばお金持ち健康保険で、いろいろな面で優遇されます。入院の際にも待遇が違ってきます。日本人の駐在員などは、プライベート健康保険に加入することが多いと思います。

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ドイツで入院することになって出てきた食事にびっくり!

肌にぶちぶちができて皮膚科に行ったら、速攻で大きな病院に送られて緊急入院となりました。

いきなり点滴につながれて、心の準備もできぬままの入院でオロオロ。そして出てきた食事にびっくりして、治療よりもこちらの方に不安が膨れあがる私でした。

入院当日、夕食に出てきたのが、これ!

実はこの食事の写真、以前ツイッターに挙げたら結構話題になったものです。びっくりしますよね。

パンにバターとジャム、ハムとチーズ。

コーヒーと紅茶は、いつでもポットに入ったものが飲めるようになっていたので(共用スペースに置いてありました)、食事として出てきたのはこのひと皿だけです。

こ、これが、夕食・・・?!

入院中、こんな食事がずっと続くのか・・・

ドイツの食事のメインは昼食

ドイツでは一般的に、一日3食のうち温かいかいもの(調理したもの)はお昼に食べます。

朝と夜は、基本的に冷たいもの(調理していないもの)を食べるんですね。

日本人なんて、キッチリ食べる人は3食とも調理したものを食べたりしますから、食事の面でドイツはあまり豊かな国ではないようです。

北国のドイツ。栽培できる野菜が限られてしまう気候なので、食文化はあまり発達しなかったようです。パンとワインはおいしいですけれどね!!!

もちろん最近は流通が発達してきて、遠くからいろいろな新鮮な野菜が手に入るようになりましたし、品種改良や温室栽培などの技術の進歩で栽培される種類も増えてきました。それでも食文化というのはそうそう変わらないものなのかもしれません。

というわけで、病院食もメインはお昼でした。

ドイツの病院食を写真で紹介 朝食編

朝食にはフレッシュなプロットヒェン(小さいパン)が付いて、これは嬉しかったです。フランスパンのように、表はパリパリ中はふわふわ、ドイツの朝ご飯はこれがなくちゃ!

病院生活にも慣れて、食事にも少しリクエストができることがわかって、ヨーグルトをゲット!

ドイツの病院食を写真で紹介 昼食編

調理してあって温かいのですが・・・

私は身体も小さいし(ドイツ基準で言ったら完全子供サイズ)、普通のドイツのレストランに入ってドンと出された量にびっくりしてかえって食欲をなくす、なんていうこともたまにあるのです。

その私が「足りない!もっと食べたい!」と思う食事でした。他の人達が足りているとは、到底思えず不思議でした。

みんなどうしているんでしょうね。もしかするとパンを足してもらったりはできたのかもしれません。

それとどうしても野菜不足になりました。

ドイツの病院食を写真で紹介 夕食編

夕飯も「あったかいものが欲しい~!」と訴えたら、「あるわよ~」とコンソメスープが付くようになりました。

具のないコンソメの素をとかしただけのようなスープでしたが、とにかく温かいものがあるのはとても嬉しいことでした。

それに、ご覧のようにバナナもゲット!

病院には日本で言えば差額ベッドのようなシステムがあって、これに申し込めば通常3人部屋なのが2人部屋にしてもらえたり、食事も少し良いものが選べたりしました(私は申し込みませんでした)。

一度病院を抜け出して、近くのイタリアンレストランに行きました。そういえばあのレストラン、入院患者と面会人と思われる人達でいっぱいだったな。

友達におにぎりを持って来てもらったこともありました。

入院は1週間ちょっとだったので、まあ貴重な体験ということで。

もっと長かったらちょっとつらかったかも(もちろん食事だけでなく)。

もう入院なんてしなくて良いように、健康には気を付けなくちゃ!

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