ドイツの新コロナの感染者数推移と規制緩和の経過まとめ(2020年6月21日)

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3月18日時点の新コロナ経過まとめ
ドイツのロックダウンまとめ(4月4日)
4月18日時点での新コロナ経緯まとめ

新コロナが瞬く間に広まって突然外出などの規制が始まった3月は、とにかく時間のたつのが遅かったです。特に最初の3月17日からの規制開始から1週間はとても長く感じました。

でも人間って慣れるものなんですね。4月に入ってからはどんどん月日が流れ、状況も目まぐるしく変わり、気が付いてみたら6月も真ん中。

いつなにがどうなったのかまたよくわからなくなってきたので、前回(4月18日)以降の感染者数や規制の経緯などを書いておきたいと思います。

ドイツは連邦制なので、州によって政策がかなり違っています。ここでは私の住んでいるNRW州(ノルトライン・ヴェストファーレン州)の状況を中心に書いています。

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ドイツでのコロナ感染者/死者数の推移

数字はロベルト・コッホ研究所が毎日0時時点の集計数を公表しているので、それを使用しています。

D/M/Y 感染者数 前日との差 死者数 新たな死者数
19/04/20 139,897 2,458 4,294 184
20/04/20 141,672 1,775 4,404 110
21/04/20 143,457 1,785 4,598 194
22/04/20 145,694 2,237 4,879 281
23/04/20 148,046 2,352 5,094 215
24/04/20 150,383 2,337 5,321 227
25/04/20 152,438 2,055 5,500 179
26/04/20 154,175 1,737 5,640 140
27/04/20 155,193 1,018 5,750 110
28/04/20 156,337 1,144 5,913 163
29/04/20 157,641 1,304 6,115 202
30/04/20 159,119 1,478 6,288 173
01/05/20 160,758 1,639 6,481 193
02/05/20 161,703 945 6,575 94
03/05/20 162,496 793 6,649 74
04/05/20 163,175 679 6,692 43
05/05/20 163,860 685 6,831 139
06/05/20 164,807 947 6,996 165
07/05/20 166,091 1,284 7,119 123
08/05/20 167,300 1,209 7,266 147
09/05/20 168,551 1,251 7,369 103
10/05/20 169,218 667 7,395 26
11/05/20 169,575 357 7,417 22
12/05/20 170,508 933 7,533 116
13/05/20 171,306 798 7,634 101
14/05/20 172,239 933 7,723 89
15/05/20 173,152 913 7,824 101
16/05/20 173,772 620 7,881 57
17/05/20 174,355 583 7,914 33
18/05/20 174,697 342 7,935 21
19/05/20 175,210 513 8,007 72
20/05/20 176,007 797 8,090 83
21/05/20 176,752 745 8,147 57
22/05/20 177,212 460 8,174 27
23/05/20 177,850 638 8,216 42
24/05/20 178,281 431 8,247 31
25/05/20 178,570 289 8,257 10
26/05/20 179,002 432 8,260 3
27/05/20 179,364 362 8,349 89
28/05/20 179,717 353 8,411 62
29/05/20 180,458 741 8,450 39
30/05/20 181,196 738 8,489 39
31/05/20 181,482 286 8,500 11
01/06/20 181,815 333 8,511 11
02/06/20 182,028 213 8,522 11
03/06/20 182,370 342 8,551 29
04/06/20 182,764 394 8,581 30
05/06/20 183,271 507 8,613 32
06/06/20 183,678 407 8,646 33
07/06/20 183,979 301 8,668 22
08/06/20 184,193 214 8,674 6
09/06/20 184,543 350 8,711 37
10/06/20 184,861 318 8,729 18
11/06/20 185,416 555 8,755 26
12/06/20 185,674 258 8,763 8
13/06/20 186,022 348 8,781 18
14/06/20 186,269 247 8,787 6
15/06/20 186,461 192 8,791 4
16/06/20 186,839 378 8,800 9
17/06/20 187,184 345 8,830 30
18/06/20 187,764 580 8,856 26
19/06/20 188,534 770 8,872 16
20/06/20 189,135 601 8,883 11
21/06/20 189,822 687 8,882 -1

政策/規制などの変更

2020年4月20日の規制緩和を皮切りに、外出/接触/店舗の規制がどんどん緩められていきます。

段階的に緩和されて行っていますが、かなり細かく条件が設けられています。ここでは大まかなところを書いて行きます。

2020年4月20日からの規制緩和

前回の記事の最後に書きましたが、4月20日から規制が少し緩和されました。

それまでほぼ食料品と日用品(生活必需品)のお店しか開いていなかったのですが、800㎡以内の小規模店舗は開店がOKになりました。

それでもひとりについて10㎡を基準に店内に滞在できる人数が限られ、店舗の外には入店を待つ行列ができることに。

ただ入店の行列はすでにスーパーなどで普通のことになっていたので、こんなものかな、と。

5月4日からの規制緩和

5月4日に先駆けて、その前の週末(5月1日)から宗教関係の緩和が実施されました。

教会のミサはインターネットで中継するところも出てきていましたが(小さな町の教会でも)、参拝者が十分な距離を取れば実際に参加することができるようになりました。

5月4日からの緩和は、ほぼ日常生活が戻ってきつつあるという感じにさせてくれるものでした。

1.美術館や博物館などの施設
2.動物園や植物園
3.美容室、理容室など
4.音楽教室などの(学校以外の)教育施設、市民講座など

ただし入場制限や人と人との距離、衛生設備など、事細かに規制があって「じゃあ、再開」と簡単には行かない感じでした。

行く人も躊躇するし、主催者側も準備が大変で(しかも従来の人数は入れられないから採算も考えなくてはいけないし)なかなか厳しいもので、4の教育施設や講座などは、なかなか再開できずにいたようです。

5月7日からは、子供の遊び場が解放されました。やっと公園に子供たちの声が戻ってきつつあります(が、やはりみんなこわいですからね。私は実はあまり子供たちの姿を見ていません)。

屋外でのスポーツも許可となりました。ただし身体の接触がないものに限ってということで、スポーツによってはあいまいで確認を取らないといけないものもありますね。サッカーは身体接触があるのかな。。。

5月11日からの規制緩和

もちろんどれも「条件付き」です(参加人数、感染予防対策など)。
1.店舗の営業
これまでは広さの制限(800㎥以内)がありましたが、広さに関係なく再開されることになりました。

2.飲食店(レストラン、カフェ、居酒屋・・・)
やっと!
・ただし席の間隔の規制などが細かくあります。
・2世帯までだったら同席しても良い(仲良し友達3人組などはダメ)

3.遊園地などの施設

4.マッサージやネイルサロンなど

5.小規模(観客100人以内)の屋外演奏会

6.フィットネス/ダンススタジオ、屋内競技施設
更衣室は使用禁止

7.100人未満の公的/私的教育施設
歌唱/吹奏楽などは、吐いた息が広がるためダメ

5月30日からの規制緩和

1.公共の場(飲食店なども含む)での人との接触が緩和されました。
・10人までのグループがOKに
・会合や施設の責任者、レストランやカフェなどが、参加者の名前と連絡先を4週間保管する(必要があれば保健所に提出)

2.映画館、劇場、コンサートホールが再開
観客は定員の4分の1で、100人以下であること
衛生基準を守ること
(大規模イベントは8月末まで禁止)

3.身体接触の可能性があるスポーツも条件付きでOKに
屋外での活動であることなど、厳しい基準アリ

4.バス旅行が解禁

5.公共交通機関、公共の施設(美術館など)、店舗でのマスク着用は義務

6月15日からの規制緩和

1.参加者が100人以下の集会や行事
・感染防止策や参加者の記録などの条件を満たすこと
・社交が目的の行事は禁止、記念行事(結婚式など)はOK

2.店舗や美術館などの屋内施設での入場規制を緩和
・1人当たり10㎡から7㎥に変更
・ディスコや風俗施設は引き続き営業禁止
・映画館などの定員4分の1の規制を撤廃

3.娯楽関連
・公共の場でのバーベキューが解禁
・サウナやプールなどの施設も営業可能に

4.スポーツ関連
身体的接触を伴うスポーツが屋内でもOKに
屋内では10人以内、屋外では30人以内など一定の条件を満たすこと

学校はどうなっている?

学校の再開は、複雑なうえ州によっても学校によっても大きく差があります。州によっては通常に再開しているところもあるようです。

NRW州では、4月23日から卒業や進学で重要な時期にある学年での授業再開が可能になりました。

それ以外は5月4日以降、小学4年生から徐々に段階的に再開されることに。

教室に入れる人数を少なくしているため、時間差で授業をしたり。ネットでの授業を取り入れたりしているところもあって、様々なようです。

と言っているうちに、夏休みシーズンに突入してしまいますね。

大学ではたいていネット授業に移行しているようです。

勤務体制はどうなってる?

これは本当に企業によるので、外から見ている分にはちょっとわからないので、わたしの聞いたり見たりした範囲(知り合いなどの情報から)での状況です。

こちらのオフィスは日本に比べると空間に余裕があることが多いので、仕切りのない大きな部屋で数十人が働いているというのは、まずないと思います。

1人~5人くらいの部屋に分かれていることが多いです。

机の配置も、隣の人に手を伸ばせば触れられるようなことはあまりなくて、目の前に対面で同僚が座っていることもまれだと思います。

なので、日本よりはオフィスが過密でないことが多いと思いますが、それでも様々な工夫がされているようです。

部屋の人数を半分にして(出社する人は半分にして)残りの人は自宅勤務にするとか、グループ長はほぼ出社するけれど部下は自宅勤務だとか、様々です。

これはいまだに続いていて、今までは通常勤務で来たけれど、7月から短縮勤務になりそうなんていう話しも聞きます。

業種によって、会社によってものすごく差があるのは、まあ当然ですね。

私のご近所さん達も、自宅勤務になった人が多いような気がします。平日の昼間に見かける人が多くなりました。最初の頃こそ出掛けるのも躊躇していた感じですが、だんだん慣れて来て楽しんでいるような気さえします。

鎖国から開国へ

他の国と地続きであるというのは、こういう時になかなかに面倒なものです。

何しろドイツは9ヵ国と国境を接しているのですが、最近ではこの国境もいったい正確にどこなのかよくわからなかったりするくらい、自由に行き来できていたのです。

飛行機での移動もシェンゲン国間であれば、まるで国内旅行のような感じでした。

それがいきなり、国境をとじる、って・・・それが3月15日のことでした。

もちろん空港は閑散、よくTVで映していましたがSF映画を観ているような感じがしたものです。

それから約3ヶ月、接触/外出規制が緩和されるのと並行して、国境管理も緩和されることになりました。

6月16日にシェンゲン協定国 の国境が開き(暫定的国境管理が終了し)、6月22日にはスペインとの国境管理も終わります。

EU圏外からのドイツ入国規制は、7月1日まで延期されました。

入国規定はいろいろ例外もあると思うし、状況次第で規制が厳しくなったり緩和されたりが緊急でされることもあると思うので、もしヨーロッパへの渡航を考えているなら、外務省で最新の情報を確認するようにしてください。

日本からドイツへの入国と、ドイツから帰国した時にどうなのかと、両方調べる必要がありますね

このまま新コロナ禍は収まるのか

どうなんでしょうね。神のみぞ知る、でしょうか。

とりあえずこれは第1波で、秋には第2波が来る、というのが大方の見方のような気がします。

ほぼ3ヶ月に渡って経済が停滞し、第2波が来た時にまた同じことを繰り返す余力は、もうどこの国にもないかもしれません。

ただ第1波は新コロナウィルスについて何もわかっていないような状態で起きたので、ある程度のことがわかってきた時点での第2波には、もう少しうまく立ち向かえるのだと思います(そうでないと困ります)。

一応第1波は収まりつつあるという段階ですが、規制緩和がどんどん進み、夏休みシーズンも始まろうとしている今、また感染者が増える傾向にあるような気がします。

まだまだ気を緩めてはいけませんね。

みなさん、どうか気を付けて。

手洗い!
人と接触しない!

とにかくこれですよ。

10月22日にコロナ情報を更新しました。

これまでのドイツの新コロナ経過
3月18日時点の新コロナ経過まとめ
ドイツのロックダウンまとめ(4月4日)
4月18日時点での新コロナ経緯まとめ

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