欧米では(特にドイツでは)、キャンドルは第1アドベント(クリスマスの4週前の日曜日)から灯すという習慣があります。
ドイツ語で「アドベントクランツ」というのですが、なかなかにロマンチックだし、クリスマスに向けて気持ちが盛り上がって行く、暗くて寒い時期を過ごすステキな習慣です。
このアドベントクランツ、英語ではアドベントリースなどと呼びますが、自分で作れるんですよ。
今回は簡単に作れる輪にしない「アドベントクランツ」の作り方です。
手作りのアドベントクランツの材料
ドイツ語のクランツは「花輪」の意味で、昔ながらのアドベントクランツは輪になっていて、そこにロウソクが4つ立ててあります。
でも自分で作るとなると、輪の形に作るのはなかなか大変です。
そこで簡単な「お皿に盛りつける」だけの、クリスマスリースの作り方をご紹介します。
用意するのは、大きいろうそく4本と、そのロウソクが載る大きさのお皿。
お皿はろうそくが倒れないように、平らなものが良いですね。
今回私が用意したのは、丸型のピンクのろうそく4本と、通称さんま皿(約30cm)です。
アドベントクランツの作り方
作り方、なんて大袈裟に言うほどでもないんですけれど・・・
だって、ろうそくを置いて、葉っぱや実を飾るだけなので。
お皿の上に常緑樹を置いていきます。ろうそくの間にも。常緑樹が何種類かある場合には、バランスを考えて。
どんどん置いていきます。お皿が見えないくらい、こんもりと。
葉っぱの上に、オレンジや赤い実を置いていきます。
木の実が入ると、俄然クリスマスっぽくなりますね。
仕上げに松ぼっくりを飾ります。
今回は大きめの松ぼっくりが手に入ったので、3つだけ。
小さい松ぼっくりだったら、もっとあった方が良いかもしれないですね。
横から見るとこんな感じです。
アドベントクランツのキャンドルに火を付けるのは第1アドベントから
アドベントクランツが出来上がると、キャンドルに火を付けたくなりますが、ちょっと待ってね!
アドベントは、クリスマスの4週前の日曜日から始まります(第一アドベント)。この日に火を付けるキャンドルは1本です。
次の日曜日(第2アドベント)に1本目と2本目のキャンドル、第3アドベントには3本のキャンドルに火を付けます。
もちろん第4アドベントになると、4本全部のキャンドルに火を付けることになります。
4本全部のろうそくに灯がともると、クリスマスはもうすぐですね。
私のアドベントクランツも、第1アドベントを待って火を付けることにします。というわけで、火を付けたアドベントクランツはロマンチックで素敵ですが、今は写真をアップできません。
アドベントに入ったら、火のついている写真をアップするかもしれません。
みなさんも早目にアドベントクランツを作って、火を灯しながらクリスマスを待ってみませんか?
【注意】作ってからクリスマスまではひと月くらいあるので、その間に葉っぱや木の実が乾燥して燃えやすくなります。ろうそくを付ける時には、十分気を付けてくださいね。
今年もアドベントクランツ作ってみました(2020年)
今回も同じような簡単バージョンですが、雰囲気を変えてみました。
材料はこれ。お皿は耐熱皿です。
今年のろうそくは白にしてみました。赤い実が欲しかったのですが本物が見つからず、クリスマスツリーなどに使う造花(?)を使いました。ちょっとおとなしいので、リボンは思いっきり大きく!
材料がそろってしまえば、作るのには10分くらいしかかかりません。
少し地味なのでちょっとキラキラ感が欲しくて、クリスマスの代表的な飾りのラメッタを追加しました。
更に、松ぼっくりと赤い実を追加しました。ぐっとクリスマスっぽくなった感じです。
今年もアドベントクランツ作ってみました(2021年)
今年も作りました、アドベントクランツ。毎年のことながらクランツ(輪)ではなく、耐熱皿にろうそくと飾りを並べただけの簡単バージョンです。
今年はろうそく4本をバラバラに買いました。種類がたくさんあってどれもかわいくて迷いましたが、淡い色の組み合わせになりました。
例年赤い実を添えますが、今年はクリスマスツリー用の丸い玉を使ってみました。
他には庭から採ってきた常緑樹の葉っぱと、去年も使った松ぼっくりです。
お皿に並べるだけなので、あっと言う間にできちゃいました。
仕上げに私の好きなラメッタ(キラキラの細い銀色)をちょっと載せて。
ピンク系のなかなかにかわいいのができました。第一アドベント(11月28日)に間に合いました。
2021年11月28日(日曜日)の第一アドベントに、ひとつだけろうそくを灯しました。やっぱり良いなあ、アドベントクランツ。
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アドベントクランツの詳しいことはこちらをどうぞ。
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