ドイツの新コロナの感染者数や政策補償などの経過まとめ(2020年4月18日)

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前回は3月18日にそれまでの経過をまとめましたが、ひと月がたちその後もいろいろと変わってきていますので、続きの経過を書いておきたいと思います。

このコロナ禍、まだ始まってそんなにたたないんですよね。あまりに早くいろいろなことが起きるので、ずっと前に始まったような気がしてしまいます。

ついひと月ちょっと前まではのんびりと「コロナがちょっと心配よね~」とか言いながら、友達とおしゃべりしていたんだわ。もう昔のことみたいです。

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ドイツでのコロナ感染者/死者数の推移

数字はロベルト・コッホ研究所が毎日0時時点で集計して公表しているものです。

D/M/Y 感染者数 前日との差 死者数
20/03/20 13,957 31
21/03/20 16,662 2,705 46
22/03/20 18,610 1,948 55
23/03/20 22,672 4,062 86
24/03/20 27,436 4,764 114
25/03/20 31,554 4,118 149
26/03/20 36,508 4,954 198
27/03/20 42,288 5,780 253
28/03/20 48,582 6,294 325
29/03/20 52,547 3,965 389
30/03/20 57,298 4,751 455
31/03/20 61,913 4,615 583
01/04/20 67,366 5,453 732
02/04/20 73,522 6,156 872
03/04/20 79,696 6,174 1,017
04/04/20 85,778 6,082 1,158
05/04/20 91,714 5,936 1,342
06/04/20 95,391 3,677 1,434
07/04/20 99,225 3,834 1,607
08/04/20 103,228 4,003 1,861
09/04/20 108,202 4,974 2,107
10/04/20 113,525 5,323 2,373
11/04/20 117,658 4,133 2,544
12/04/20 120,479 2,821 2,673
13/04/20 123,016 2,537 2,799
14/04/20 125,098 2,082 2,969
15/04/20 127,584 2,486 3,254
16/04/20 130,450 2,866 3,569
17/04/20 133,830 3,380 3,868
18/04/20 137,439 3,609 4,110

4月10日を過ぎたくらいから、徐々に感染者数の増加が落ち着いてきています。やっと(!)外出制限などの効果が数字に表れてきたようです。

政策/規制などの変更

メルケル独首相の力強いスピーチ

2020年3月18日以降の様子です。

それ以前のことは、前記事を読んでくださいね。

3月18日に、メルケル首相のスピーチがテレビで放映されました。

これはただごとではないという気持ちになると同時に、メルケル首相の頼もしさ、気遣いに感激しました(このスピーチは、メルケル首相の支持率をググ~ンと押し上げました)。

複数の人が集まる集会やパーティーはやらないように要請されていましたが、若者が「コロナパーティー」とかで騒ぎまくり、これが続くようであれば外出禁止にするかも、という警告が出ました。

スーパーなどで入店人数制限が始まり、大型店では入口に警備員さんを置いて、出てきた人数だけ入店するコントロールをするようになりました。

もちろん待っている時には前後の人と間隔を空けるので、列がやたら長くなります。

レジも間隔を空けるので、すごく時間がかかるようになりました。

消防車が「外出はしないように」などとスピーカーで呼びかけて走り回っていました。

警告が功を奏したのか、外出規制は厳しくなったものの、外出自体の禁止は避けられました。ホッとしました。散歩にも出られないような生活になるのかと、ちょっとおびえていました。

更なる外出/接触規制、店舗開店などの規制強化

3月22日に更なる厳しい規制の詳細が発表されました。

レストランなどは、テーブルの間隔を大きく取れば開店していて良かったのですが、デリバリーとお持ち帰りはOKながら、レストラン内での飲食は禁止となりました。

外出時も、家族/同居人以外はひとりとしか一緒にいてはいけないことに。

とにかく徹底した「人に近付かない」「人と距離を置く」政策が取られています。

これについては、別記事のドイツの外出規制/ロックダウンで起きていること(2020年4月4日)
に詳しく書いてあります。

この頃、イタリアでは感染者が5万人以上になり、死者は4800人以上に達しました。近隣国の惨状を見ていると、ドイツの政府や医療を信用してはいるものの、やはり心配になってきます。

とは言え、感覚は人によって違うものです。

ものすごく神経質になってスーパーの買い物カートに触れる時にも手袋をして、他人との間隔も余裕で取る人もいれば、すれ違う時に全く気にせず触れそうな距離を通り過ぎる人もいます。

地域差もあるかもしれません。

ドイツ人のマスクとハムスター買い

4月に入ったくらいから、マスクが推奨され始めました。

マスクは医療機関で不足気味なために、強く推奨するのを躊躇していたような気がします。

マスクは予防にはあまり有効ではないけれど、自分が感染していた場合に拡散するのを防止する役目をします、という説明を聞くことが多いです。

マスクは自分で作りましょう、というのもずいぶん見かけますが、自作のマスクをしているのを見かけることはほとんどありません。

マスクはほとんど売っていないので、自分で作る以外にはほぼ入手できません。したがって、マスクをしている人はほんの少数です。

どこで手に入れたのか、それは普通の人が外出の時にするマスクじゃないぞ、というようなのをしている人を時々見かけます。

使い捨てマスク(たぶん何回も使っているのだろうなと思われる、ちょっと薄汚れた感じだったりする)をしている人も、見かけることがあります。

こちらの人はそもそもマスクに慣れていないので、そのマスク(の付け方)じゃ、もしかして逆効果かもと思うこともありますが。

私の住んでいる地域だけかもしれませんが、ハムスター買い(まとめ買い)が禁止されました。

特に品薄になっているトイレットペーパーやパスタ類は、ひとりが一度に買える数量が決められたために、多少手に入りやすくなりました。今まではトイレットペーパーなどは、買い物カートに山と積んでいる人がいたりしましたから(どこでも同じですね)。

イースターの週末(今年のイースターは4月12日)はお天気が良くて初夏のような陽気になったので、たくさんの人が外出しました。でもたいていちゃんと間隔を取って、他の人と接触しないように行動していたようです。だって、こわいもんね。

一時期すっかり閉店してしまっていたレストランやカフェなどが、デリバリーを始めたり、窓口を作ってそこでアイスを売ったり(お持ち帰り)、工夫をして営業を始めたところが出てきました。

個人経営の小さな花屋さんも、電話で注文をして取りに来てもらうシステムにして、生き残りを図っています。がんばれ!

州の緊急支援が迅速かつ太っ腹!

NRW州では3月27日から、中小事業者やフリーランスへの緊急支援の受付を開始しました。

ドイツは州によってかなりの違いがあるのですが、NRW州では、従業員5人以下の事業者(個人のフリーランスを含む)には、9000ユーロ(100万円ちょっと)、10人以下の事業者には15000ユーロ、50人以下の事業者には25000ユーロが支払われています。

これは3ヶ月分を想定しているようです。なので6月末までは、州からの追加の支援はないということですね。

申請はインターネットで、自分のデータ(納税番号や銀行口座など)を記入するかなり簡単なものです。ただしズルをした場合には罰則ですよというような項目に同意する必要があり、もちろん確定申告などで後々精査されることになると思います。

この振り込みがものすごく早くて、申請後(承認されれば)2~5日くらいでドンッと口座に振り込まれます。すごいです!

こういうバックアップがあってこそ、成功しているロックダウンと言えると思います。

ただ悪い人はどこにでもいるもので、本物そっくりの申請用のウェブページが作られ、たくさんの人が個人データを送ってしまったことが発覚して、一時処理がストップしたりしました。

4月20日から規制がちょっとだけ緩和されることに

外出規制は4月19日までということになっていましたが、それ以降もほとんど変わりなく規制が続くことになりました。

ほんの少しだけ緩和される規制があって、ちょっとだけでも、まあ良かったかな。少しだけ明るい気持ちになりました。

これまでは各州がそれぞれ決定することが多くて(連邦制なので普段はそれで良いのですが)、なかなか足並みがそろいませんでした。今回の規制緩和はメルケル首相と各州の長がテレビ会議で合意されたものです。

この合意に基づいて、州によって具体的な内容が決定されることになります。

嬉しいのは、小規模店舗(800㎥以下)が開店できることになったことです(というか、緩和されたのはほぼこれだけなんですが)。

もちろん人との距離をちゃんと確保できるかなどの条件付きです。

ひと月の間、食料と日用品以外の買い物がほとんどできなかったので嬉しいです。

商店街も活気を取り戻しますね。20日の月曜日に、早速歩いてみようと思います。

800㎥以上の大型店舗は基本開店できないのですが、厳しい基準を守れば許可するかも、みたいな感じでちょっとあいまいです。もしかすると営業許可をもらう大型店もあるかもしれません。

とにかく大事なのは、他人との距離、というのに変わりはありません。

外出や接触制限は変更なしです。

会合や教室、集会なども変わらず禁止です。

理髪店/美容院は5月4日から営業できるようですが、人数の制限や衛生管理などの基準を守った上での許可となるようです。

教会の礼拝などは、小さいところでもネットで中継するところが出てきましたが、少なくとも5月3日まではネットミサを続けることになりますね。

今回の規制は5月3日までで、その後のことは4月30日にまた協議するということです。

学校は4月23日から段階的に再開されます。卒業や進学などの都合で、学校や学年の都合などを考慮するということ。学校については州によってかなり違ってくるかもしれません。

保育園も休園になっていますが、医療従事者などの子供に関しては緊急保育が提供されています。該当職種が食料品や薬局の従業員にも広がるようです。すばらしい!(NRW州だけかもしれません)。


公園に子供たちの笑い声が戻ってくるのは、もう少し先に。

大規模イベントは8月31日まで禁止になってしまいました。

残念なのは年に一度の移動遊園地が中止になることです。毎年のお楽しみなのに・・・

他にも中止になってがっくりしているイベントは、たくさんあるのですが。

収束に向かっている、かな?

感染者数はまだ増え続けていますが、増え方がかなりなだらかになって来て、規制の効果が表れてきたのがわかります。

それでもまだまだ増えていることに変わりはなく、ここで気を緩めるとダメなんだな、というのは素人にもわかります。

でもやっとちょっとひと息つけるところまで来たかな、という気はしています。

人との距離を取ることは、もうすっかり身についてきました。

スーパーに入る前に距離を取って並ぶことも、もう普通のことになってきました。

買い溜めはしないけれど、今までよりは少しずつストックを多めに持つ、というのは誰もがしていることでしょう。

トイレットペーパーは、買える時に買っておく、というのも。次はいつ買えるかわからないので。ハムスター買いはできないので、買うのはひとパックだけですが。

マスクをすることも、殺菌ウェットティッシュで買い物カートの取っ手を拭くことも、まだまだ続きそうです。

それでもどうなるのかわからない状態の日本よりも、気持ち的には楽かもしれません。

ドイツのコロナ対策は、政治的にも医療的にもとてもうまく行っているし、信頼できると感じています。

【最新】10月22日のドイツコのロナ状況はこちらへ

*前回の3月18日時点でのそれまでの経過まとめ

*2020年3月22日からのロックダウンの詳細はドイツの外出規制/ロックダウンで起きていること(2020年4月4日)

*この記事の後2020年4月19日以降については、こちらにまとめてあります。

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