私は日本に帰国すると、とにかく食べたいのが「たらこ」なんです。
明太子も好きだけれど、関東育ちなので、基本は「たらこ」です。
半生にあぶったのが好き!
あったかい白いご飯に載せて食べれば、もう他には何もいらない・・・
帰国すると「何が食べたい?」と訊かれるのですが、「たらこ」と答えるとちょっとがっかりさせてしまうみたいです。「お寿司」とか「うな重」とかを期待されているのでしょうけれど、タラコなんだから仕方ない。
たらこはドイツで(デュッセルドルフなら)絶対に手に入らないということはないのですが、敷居も値段も高い。
ところが、お手軽たらこがあるんですよ~。
あったかいご飯に載せて食べるには難ありですが、たらこスパゲティーならもう十分!
ドイツで食べるたらこスパゲティー!
たらこ(またはタラコに近いもの)はいくつかありますが、何と言っても簡単に手に入るのはこれかなと思います。
IKEAならドイツにはたくさん店舗があるので、どこに住んでいてもちょっと足を延ばせば行けるのではないかと思います。大/中規模都市なら、まず間違いなくありますね。
残念ながらIKEAのネットショップでは、扱っていないようです。
これがIKEAの「たらこクリーム」です。
見た感じ、とてもタラコのクリームとは思えないですよね・・・
ヨーロッパ人はタラコクリームをどうやって食べるのかという疑問を、このチューブの絵がちゃんと説明してくれています。
そうか、パンに塗るのね。
いったい何が入っているのかチューブの表記を見てみると、Kabeljaurogen(52%)と書いてあります。ちゃんと「タラコ」ですよ!
この52%以外は、まあ、それは、いろいろと、ありがちなものが。塩とかジャガイモとかトマトとかお砂糖とか・・・
早速たらこスパゲティーを作ってみた
スパゲティ―を茹でて(私は手抜き大好きなので、スパゲティーはフライパンで茹でます)、茹でたお湯を捨てます。
火を止めます。
そこに私はオリーブオイルとバターを半々くらい投入します(バターだけの方がおいしいかもしれないけれど、健康のため)。
スパゲティーにオイルとバターをまんべんなく絡ませます。
そこにIKEAのタラコクリームをむにゅむにゅと絞り出します。
スパゲティーを茹でる時に入れた塩気もあるし、タラコクリーム自体にも塩分が結構あるので、あんまりたくさん入れると「しょっぱ~!」ということになるかもです。
タラコクリームをスパゲティーに混ぜて、お好みでコショウなどを振るとよろしいかと。
塩は加える必要はありません。
たらこスパゲティーにはやっぱり海苔でしょう、ということで海苔を切って載せました。
ドイツでたらこスパゲティーを食べる幸せ
味は、ちゃんとたらこスパゲティーです。
もうちょっとタラコのツブツブ感が欲しいところですが、こんなに手軽に買えるもので、こんなに手軽にたらこスパゲティーが食べられるのだから、文句は言いますまい。
これは私の大好きな「あったかい白いご飯にタラコ」の夢は叶えてくれませんが、十分においしいです。
それに超簡単に作れちゃう!
IKEAまで行かなくても良かったかも
IKEAにはるばる(まあそう遠くはないのですが)出掛けてタラコクリームを買った後、うちの近くのスーパーにもそれらしいものがあるのを発見しました。
近いうちにこちらを買ってみて、またブログに感想を書きたいと思います。
ドイツにいるからって、日本で大好きだったものを食べるのを諦めることはない!ということですね。
これからもドイツで食べる日本食、日本食に似てるもの、代替品、を探していきたいと思います。
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