パスポートの安全な持ち方とスキミング防止機能付きカバーの有効性

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海外旅行中、パスポートは命の次に大事、と言われています。海外旅行中は、なくしたり盗られたりしないように注意しなければなりません。

どのように持てば一番安全なのでしょう?

パスポートカバーは役に立つのでしょうか?

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パスポートカバーは必要か?スキミング防止機能は有効?

パスポートカバーは必要?

パスポートカバーをするかしないかは、その人次第だと思います。

カバーをするなんてかっこ悪い、なんていう人もいますね。でも、パスポートってあまり人前では使わないので、かっこ悪いも悪くないも、ないと思うのですが。。。

長く使うものなので、頻繁に海外に出る場合は結構くたびれてきます。私はカバーをしないでバッグに入れていて、ぐにゃっと折れ曲がってしまったことがあり、それ以来カバーをかけています。

何しろ10年間も使うものですから。

汚れちゃったから新しいのにしよう、というわけにも行かないですしね。

パスポートにカバーをしていても、使う時にはカバーを外すことがほとんどです。

パスポートを使う一番重要な場面は、入出国審査ですが、この時にはカバーは外すようにします。

私自身海外のイミグレーション審査では見たことがありませんが、日本の空港の審査場にはカバーを外すように注意書きがあります。

最近の入出国審査はパスポートを機械で読み取るので、ケースやカバーは邪魔になるんですね。

スキミング防止機能のついたパスポートカバーって有効?

パスポートカバーには「スキミング防止機能」が付いているものがあります。

パスポートには2006年からICチップが導入されて、そのチップを読み取ればパスポートの内容が全部わかっちゃう、ということです。

だからそのチップを読み取られないように(スキミングされないように)、スキミング機能付きのパスポートカバーというものがあるんですね。

でも・・・ですよ。パスポートを使う場面では、ほとんどはカバーを外してしまうので、カバーにスキミング防止機能が付いていても役に立たないですよね。

パスポートカバーのスキミング防止機能が役に立ちそうな場面を色々と考えてみたのですが、思いつきませんでした。

パスポートのICチップは、パスポートを閉じた状態でスキミングしても内容を読み取れないようになっています。バッグの中に入れている間に、誰かにスキミングされたりということはないわけです。

パスポートってめったに見せたりしないし、ましてや誰かに渡す(預ける)ということもまずありません。というか、そんなことをしちゃだめです。

なのでスキミング防止機能付きのパスポートカバーを付けるよりも、いかに安全にパスポートを持つかを考えた方が良いようです。

パスポートをなくしたり盗られたりするのはこの時!

入出国審査の書類を書く時

入出国審査の書類って、パスポートの番号とか有効期限などを記入しますよね。

国によっては、その場で即発行してくれるビザが必要で、ビザの申請書類を書かなければならないこともあります。

パスポートを脇に置いて、英語で書いてある欄を「ここって何を書くんだろう」なんて考えながら書くのは、結構ストレスだったりすることも。

で、ついつい脇に置いたパスポートから注意が逸れてしまうのです。

機内で書類を配布してくれる場合は、到着前に余裕で書くことができて良いのですが。

飛行機を降りてからカウンターで書類に記入する時は、注意!です。

パスポートは身体から離さない!
書類を書く時にも脇に置いたりしない!

ホテルのチェックインと免税の手続きの時

パスポートのデータが必要な書類を記入する時ですね。

入出国審査以外だと、ホテルのチェックインと免税の手続きの時がそうですね。

パスポートの内容が必要な書類を書く時って、誰かに書くように言われて(しかも言葉が良くわからなかったりして)、その人が書くのを見ていたりして、何となくやっぱり緊張する場面が多いのかなと思います。

で、ついついパスポートを脇に置いてしまう・・・

繰り返しますよ。

パスポートは身体から離さない!
書類を書く時にも脇に置いたりしない!

パスポートケースもいろいろ 目的によって選ぶ

パスポートカバーは、大きく3種類に分けられます。

*ブックカバーのように、パスポートを覆うだけのもの(ポケットが付いていたりしますが)。

汚れやページが折れたりするのを防ぐものですね。透明なものが多いです。100均でも見かけますね。

プラスチックの角でバッグを傷つけたりすることもあるので、材質はある程度良いものを選んだほうが良いかもしれません。

*パスポートやカード類、航空券や保険証の書類などの、海外旅行に必要な重要書類をまとめて入れておけるもの。

大きめのお財布のような感じですね。

大切なものを全部まとめられるので、朝食などに行く時にはこれだけを持って、出掛ける時にはこのままバッグに入れてと、忘れ物もしないので便利です。

*首から下げたりして、身に付けられるようにしたもの。

貴重品の持ち方としては、最も安全なものです。

夏の旅行で薄着の時などには使えません。ウエストポーチなどと一緒で、「ここに貴重品が揃ってま~す!」と泥棒さんに教えてしまうことになりかねません。

首からかけてシャツの内側などに大切に保管していると、必要な時になかなか取り出せなかったりすることもあります。

必要な時にセーターを脱がなきゃいけなくなったりして慌てると、それはそれで注意が逸れてしまうので、逆に危なかったりしますので、注意です!

まとめ

海外旅行の時の貴重品(一番重要なのはもちろんパスポート)の持ち方はなかなか難しいですが、なるべく肌身離さずというのが理想です。

貴重品をひとまとめにするのは便利ではありますが、万一の時にそなえて一部分散させておく、というのも重要になってきます。

たとえばクレジットカードを全部まとめて持っていて、全部まとめてなくしちゃった(盗られちゃった)なんていうことになると、どうしようもありません。

貴重品をまとめる場合にも、クレジットカード1枚とパスポートのコピーは別の場所に保管、というように工夫しましょう。

パスポートは、コピーだとしても失くしたり、盗られたりしないように気を付けてくださいね。

海外旅行に持って行ったほうが良いと思うものを表にしました。こちらからどうぞ!

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